世界各地で見える「強い指導者台頭」の意味するところとは?



世界で見られる「強い指導者(大統領)の台頭」この意味とは?

最近そんなことを考えるのであります。

アメリカのトランプはじめ、ロシアのプーチン、中国の習近平と強い指導者が沢山表れています。

 

日本の安部首相もある意味同様な部分があるのではないでしょうか!

2016年頃、オーストリアでは、かつて、ナチス・ヒトラーから支援を受けていた

反ユダヤ主義の歴史を持つ自由党ホーファーが支持を伸ばし、大統領選に敗れたものの、

接戦となりました。

 

ナチス・ヒトラー・・・・・

ナチスという言葉が出てきただけでビックリですよね。

 

これらの勢力は反グローバリズムとナショナリズムを掲げ、エスタブリッシュメント(既存の勢力や政党)に

反発する流れをうまく利用し、リーダーは「強い指導者」を演じます。

傾向を分析すると、歴史の中では、経済が停滞する時、「強い指導者」たちが繰り返し、

台頭してきた気がします。

そもそも1929年、世界恐慌が発生し、ドイツ経済が真っ先にデフォルトすると、

ナチス・ヒトラーが台頭してきたのです。

世の中が乱れたり、不況や失業が国民を襲い、個人が無力感や不安感を抱いている時、

人々は「強い指導者」に頼ろうとします。

 

つまり、、、 「依存・従属」なのだと思います。

 

ドイツの社会心理学者エーリッヒ・フロムは著書『自由からの逃走』(1941年)で、

当時のドイツの人々がヒトラーに傾倒していった経緯をそのタイトルの通り、

自由から逃げる民衆の心理として、分析しています。

フロムは「人生に対する懐疑で押しつぶされそうになった個人は、自由の重荷から逃れて、

新しい依存と従属を求める。」と述べています。

困難で過酷な現実を前にした時、自分自身を維持しようとする強い意志を持ち続けることよりも、

「強い指導者」に従い依存することの方が楽であるため、人間は楽な方へ流されていきます。

フロムはこうした人間の行動を「個人が自分自身であることをやめる」と表現しています。

ナチス・ヒトラーを支持し、その支配に服属するということは、人々が自分で判断をし、行動することの自由を自ら、捨てるということです。

 

しかし、怖いのはナチスのような集団に所属することで、個人の無力感は解消されます。

そして、偉大な指導者が、困窮から自分たちを救済してくれるのを受動的に待ちます。

これはヒトラーの時代のドイツ人にだけ、当てはまるものではなく、いつの時代にも、どのような人々にも、当てはまります。

 

ヒトラーはこのような行動を取る人々の心理を巧みに捉えて、言ってます。

「大衆は弱者に従って行くよりも、強者に引っ張って行ってもらうことを望む。

大衆とはそのように怠惰で無責任な存在である」

ヒトラーは民衆が待ち望んでいる強力な指導者を演じ、民衆の心理を操作していきます。

民衆の特徴をこう分析してます、、

☆感情に動かされ、暗示にかかりやすい ☆集団に盲目的に従う

☆単純化と断定を好む

 

ヒトラーは「敵なる存在」と果敢に戦う「強い指導者」を演じ、人々の熱狂的な追随を誘ったのです。

こうした「構造」は、現在、急速に台頭している「強い指導者」たちが背景に有するそれと酷似していると思いませんか?

世の中が乱れているのか?これから乱れる前兆か?

はたまは、最強に恐ろしい環境の破壊の前兆か?

 

世の中の構造や人の心が少し理解できたところで、では私たちは

 

今後どうしていけば良いか?

どうすることもできませんよね。

 

ただ、基本に戻り常に私たちは、勉強し、自分に力をつけて、人々に惑わされることなく、

人様のために生きてゆけば良いのではないかと考えております。

今日は人間の心理や世の中の仕組みをご案内してみました。

んー、人間って難しいですね。



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